誕生

 

 
  午前3時、ミモがごそごそし出して目が覚めました。
産箱では寝てくれませんので、前夜から、いつも一緒に寝ているベッドにブルーシートに敷物を敷いて寝ていました。

5時になって、いよいようろうろしだし、第一子を5時56分産みました。
   

 

あっちへうろうろこっちへうろうろ、別の部屋へ行ったり、落ち着きがありません。
私はトイレシートを持って、ミモの後ろを追っかけました。
するとまたベッドへ上がり、あっち向いて座り込み、はあはあはあ。
りきみが始まりますと、思ったよりスムーズに最初の仔が生まれました。

   
 

第一子 長男 485g

5:56出産
グリーンのリボン

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その後、ベッドの上ではこちらもやりにくいので、産箱へ入れようと思ったのですが、やっぱりだめ。
いつものソファーがいい といいましたので、その後はそちらで。

     
 



第二子 長女 434g

7:44出産
オレンジのリボン

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  1頭目と2頭目の間が結構ありましたが、3頭目も同じような間隔。
以前立ち会ったお友達のラブちゃんは、もっと早い間隔で生んでいたのにと、やや心配。
     
 

第三子 次女 422g

9:06出産
ローズピンクのリボン

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  ちょっとピッチが上がって、4頭目。

この仔は羊膜が破れてしまっていたので、ままじが足を引っ張り出しました。
ちょっと元気がなかったので、タオルでごしごし。
今では一番元気な次男。
     
  第四子 次男 456g

9:38出産
ブルーのリボン

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  4頭目が早かったので、これでぽんぽんと産んでくれるかなと思いながらもそうはいきませんでした。

ミモは息が上がったり、ちょっと落ち着いたり。
暫くすると、陣痛がきます。

次は何色の何が出てくるんだろう。。楽しみで仕方ありません。
     
  第五子 三男 452g

11:01出産
エメグリーンのリボン

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  あともうちょと!
がんばれがんばれ と腰をさすってやります。
     
 

第六子 四男 454g

13:35出産

バイオレットのリボン 

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  ここまでは何とか産まれてきたのですが、最後の陣痛がなかなかきません。
時間ばかりがどんどん経ちます。
ミモはもう終わったかのように落ち着いていたりもします。
それでもお腹を触ってみると、もう1頭いそうですし、ときより息も上がります。
獣医さんへ電話をし、日曜の午後はお休みであるにもかかわらず、診てくださるということで、急いで病院へ。

エコーとレントゲンを撮ってもらうと、もう1頭います。
子宮収縮剤を使うか、もう少し待ってみるか・・・。

もう少し待ってみることをお願いして、また家へ。
暫くすると力み始めます。
「頼むから出てきて!!」
さらに時間が過ぎ、22時をまわった時、もういかにもだめだと思い、病院へ行きました。

注射を用意して待っていてくださった先生ですが、ミモが力んでいるので、何とかその力みに合わせ、胎児を引っ張って下さいました。
その仔は残念な結果になってしまいました。

死産があることも覚悟はしていましたが、本当に起こるとは。。。( p_q)

ミモは出てきた仔を先生の手から立ち上がって見ていました。
こういう場合はどうしたらいいのでしょうか・・・。
見せてやると、後で探したり、先生の手から奪おうとしたりするのかと心配になり、その仔をタオルにくるんでなるべく見せないようにし、帰宅しました。

最後の末っ子はブラックの男の子。名前は『リンデン』と名づけました。
リンデンとは菩提樹のこと。
インド菩提樹は、その木の下でお釈迦様が悟りを開いたと言われる木です。
日本の菩提樹とは異なりますが、とにかく菩提樹です。